《プロローグ》
2005年4月

初めてのインドネシア。仕事のプロジェクトで7月から3か月程この国に滞在することになる。
事前打ち合わせという事で上司と初めて訪れた。打合せも無事終了、パートナーの
駐在日本人の方が夜御飯でもと御誘いが。右も左もわからない状況でこれはありがたいですよね。
お言葉に甘えて夜食事に行くことにする。

ガムランなどの民族舞踊をみながらインドネシア料理を楽しむ、そんなお店で
ゆったりと過ごす。海外だなーなんて感心しながら踊っていた民族衣装の方と記念撮影。
いい時間になったところでお開き。ホテルへ戻る道すがら
「このあとどうします？飲みにでも行きましょうか(・∀・)」キタ！
超ワクテカ。上司の返事待ち。いくだろこれ、まだ9時だぞ！
「ホテルで休むわ」　
・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・氏ねジジィ。
「だから先ホテル寄ってくれ。お前行くだろ？ホテルで俺降りるから。」
わかってるじゃねーか(*'▽')さすがだ！

ホテルで上司をドロップし、再度出発。
「カラオケでいいですか？」「何もわからないんでおまかせします！」
向かう先はブロックM。駐在日本人オアシス的な場所。
多くの日本食店とカラオケ店がひしめき合い、駐在の方であろう車が道路の両脇に多数
駐車されている。歩道には同じく無数のバイク、露店もあちこちにある。
夜でも熱気交じりの暑さ、車から降りると一気に感じてくる。
店まで歩いていく時もまとわりつくタバコ売りのあんチャン達。
異国だなー・・・・すごいな・・・・・こんなことしか頭に出てきませんでした。
インドネシア語はおろか英語さえも出来ないので周りがなにを話しているのか、
まったくわからない状況っていうのは楽しくもあり不安もありで。
その後カラオケにいって2時間程度楽しみ、初インドネシアは終了したのでした。